CMS(Contents Management System)とは、Webサイトのコンテンツの更新・管理を効率化するためのシステムです。特にWordPressは、汎用性・拡張性・利便性の高さから、世界で最も高い人気を集めているCMSとなります。中小企業のWeb運用に関するさまざまな課題を解決するのにも適しています。
当記事では、WordPressの基本・特徴から、導入のメリット・デメリット、導入の方法・手順、運用・活用のポイント、活用事例まで幅広く解説します。
WordPressの導入を検討している方は、この機会に最初に一歩を踏み出しましょう。
目次
CMSとは?
CMSとは、専門的な知識やスキルがなくとも、Webサイトのコンテンツを簡単に作成・管理することができるツールのことです。直感的に操作できる管理画面を通じて、コンテンツの追加・編集・公開を簡単に行うことができます。
業務効率化・業務負荷軽減・パフォーマンス向上に大きく貢献することができるため、近年のWebサイト運用ではCMSを活用することが一般的となっています。
CMSの特徴
CMSには、Webサイト運用の効率化に繋がる優れた機能や特性を持ちます。
- 簡単にデザインを変更できる
テンプレートやビジュアルエディタを活用することで、サイトの見た目を簡単に調整。 - 複数ユーザー管理
管理者や担当者ごとに権限を設定し、効率的で安全なWebサイト運用が可能。 - SEO最適化
SEO最適化機能を備えており、検索エンジンでのランキング向上を支援。 - 簡単に機能を追加できる
プラグインで機能を追加でき、柔軟なサイト運営を実現。
CMSを導入することで得られるメリット
CMSを導入すれば、以下のようにさまざまなメリットを得ることができます。
- コンテンツ管理の簡便化・効率化
直感的な管理画面で、誰でも簡単にコンテンツの作成・更新が可能。 - チームでの作業を効率化できる
複数のユーザーが同時に作業できるため、チームでのWebサイト運用の効率化が可能。 - デザイン・機能を簡単に追加できる
テンプレートやプラグインを使って、サイトのデザインや機能を自由に変更できる。 - SEO最適化が可能
検索エンジンに最適化された設定やプラグインにより、検索順位の向上を図れる。 - コストパフォーマンスの向上
無料または低コストで利用できるため、Webサイト運営にかかる費用を削減できる。
このように、CMSを導入することで効率的で柔軟なWebサイト運用を実現できます。
WordPressとは?
WordPressは、世界中のWebサイトの約40%以上、主要CMSの約60%以上のシェアを誇るCMSです。オープンソースで提供されており、信頼性・汎用性・拡張性が非常に高くあらゆるニーズに対応可能であるのが大きな特徴です。
このような特性から、小規模サイトやブログを運営する初心者から、大規模サイトやビジネス向けサイトを運営するプロまで、幅広いユーザーに支持されています。
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WordPressを導入するメリット
WordPressを導入すれば、以下のようなメリットを得ることができます。
- 低コストで運営できる
無料のオープンソースで提供されているため、初期費用や維持費の低減が可能。 - 操作が簡単
管理画面が直感的で分かりやすく、初心者でもスムーズに扱うことができる。 - 拡張性が高い
テーマ・プラグインが豊富に提供されており、Webサイトのデザインや機能を柔軟にカスタマイズできる。 - 多用途に対応可能
ビジネスサイト・ECサイト・オウンドメディアなど、さまざまな種類のWebサイトに対応可能。 - SEOに強い
SEO向けの設定やプラグインが充実しており、SEO対策を実施しやすい。 - セキュリティの強化が可能
SSL導入・セキュリティプラグインの利用によりセキュリティを強化し、安全なサイト運営が可能。
WordPressを導入するデメリット
WordPressの導入は多くのメリットをもたらしますが、デメリットもあります。
- セキュリティリスクが高い
オープンソースであるため、脆弱性を狙った攻撃の対象となりやすい。 - プラグインの不具合
多くのプラグインを利用すると、サイト速度の低下や互換性の問題が生じる恐れがある。 - 管理負荷が増加
テーマ・プラグインの更新、バックアップなど、自己管理しなければならない作業が多い。 - 詳細なカスタマイズは困難
オリジナルのデザインや機能を実現するには、専門的な知識・スキルが必要となる。 - スケールが難しい場合がある
大規模サイトへ拡大する場合やアクセスが大幅に増える場合は、専用のサーバーが必要となる場合がある。
WordPressの始め方
WordPressの利用を始めるには、オープンソースとして配布されているシステムをサーバーへインストールする必要があります。ここでは、WordPressの始め方をステップ順に解説します。
サーバー・ドメインを用意
まずはWordPressをインストールするためのサーバーと、Webサイトの住所となるドメインを用意します。
- サーバーの用意
自社サーバーもしくはレンタルサーバーを用意。既にサーバーを所有している場合は前者、管理が面倒な場合は後者がおすすめ。 - ドメイン取得
ドメイン購入サイトでドメインを契約。途中変更するとSEO面で不利になるため、長く使うことを想定してドメインを選定するのがポイント。 - 管理画面にログイン
サーバーパネル(コントロールパネル)にログインし、ドメインの設定・データベースの作成を行う。
WordPressをインストール
用意したサーバーに、WordPressをインストールします。
- 最新のWordPressをダウンロード
公式サイト(https://wordpress.org/)から最新バージョンのWordPressをダウンロード。 - WordPressのアップロードとインストール
FTPソフトやファイルマネージャーを使用し、ダウンロードしたWordPressファイルをサーバーのディレクトリにアップロード。インストールを実行可能な状態にするため、フォルダ権限を設定。 - データベース情報の設定
サーバー上で作成したデータベース情報(ホスト名、データベース名、ユーザー名、パスワード)をWordPressの設定ファイルに入力。 - 基本情報を入力
ブラウザでドメインにアクセスし、インストールウィザードを開始。管理者アカウント情報・サイトタイトル・パーマリンク構造などの基本情報を入力。
基本設定を行う
インストール完了後、WordPress管理画面にログインしてテーマやプラグインのインストール、基本設定を行います。
- テーマの選択とカスタマイズ
利用するテーマを選び、デザインやレイアウトをカスタマイズ。 - プラグインの追加
必要な機能を追加するため、SEOプラグイン・バックアッププラグイン・セキュリティプラグイン等をインストール。 - 基本設定の確認
サイトタイトル・タグライン・管理者情報等のサイト基本情報を設定。 - パーマリンク設定
URL構造を検索エンジンに対応した形式に最適化。 - SSL証明書の導入
WebサイトをHTTPS化してデータ通信を暗号化。セキュリティと信頼性を強化。 - バックアップの設定
定期的にデータを保存できるよう、自動バックアッププラグインを導入。 - SEO設定
SEOプラグインを使用してメタ情報やキーワードの最適化を行う。
基本設定の完了後は本運用を開始し、コンテンツを追加してWebサイトを成長させていきましょう。
トラブルシューティング
補足として、WordPress導入時に初心者の方がが陥りやすいミスとその解決策を解説します。
- テーマやプラグインの過剰インストール
必要以上に多くのテーマやプラグインをインストールすると、サイトのパフォーマンスが低下する。必要なものを厳選することが重要。 - 初期設定の不足
固定ページ・パーマリンク設定・SEO設定などの初期設定をおろそかにすると、SEO対策やユーザビリティに影響が生じる。抜け漏れなく丁寧に設定しておくことが重要。 - セキュリティ対策の軽視
セキュリティを軽視すると、不正ログイン・スパムコメント増加等のリスクが高まる。基本的なセキュリティ対策は徹底して行っておく。
上記を意識すると、パフォーマンスと安全性を確保して運用を始めることができます。
WordPressのSEO対策
SEO対策とは、検索エンジンでのランキング向上を目的とした一連の施策のことです。効果的な施策を行うことで、検索結果の上位に表示されやすくなります。
WordPressは、以下のような特徴から、SEO対策に適したCMSであるとして、高く評価されています。
- 検索エンジンのクロールに適したサイト構造であるため、コンテンツが認識されやすい。
- SEO対策に効果的なプラグインが多数提供されている。
- 記事の更新・修正が簡単であるため、コンテンツ改善を迅速に実施できる
このような特性から、WordPressは検索上位を目指す場合において有力な選択肢となります。
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WordPressでの基本的なSEO対策のポイント
WordPressでSEO対策を実施する際には、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
- キーワードの最適化
検索意図を反映したキーワードをタイトル・見出し(H1、H2、H3)・メタディスクリプションへ配置。検索エンジンへ関連性を明確に伝える。 - 内部リンクの最適化
関連ページやコンテンツ間で内部リンクを設定。ユーザーの回遊性を高め、SEO評価を強化。 - モバイル最適化
レスポンシブデザインを導入し、モバイル端末での快適な閲覧を実現。 - 高速化
画像の圧縮・キャッシュプラグインの導入等でページの読み込み速度を最適化。ユーザー体験とSEO評価の向上を図る。 - SSLの導入
HTTPSによる暗号化通信を確立し、サイトの安全性を向上。検索エンジン・ユーザー双方からの信頼を獲得。 - SEOプラグインの活用
SEO向けプラグインを利用し、的確で効率的なSEO対策を実施。 - コンテンツの品質向上
上質な情報を掲載した高品質なコンテンツを提供し、ユーザーの満足度・滞在時間を向上。検索エンジンからの評価を高める。
WordPressで活用できるSEOプラグイン
以下に、WordPressで活用できるおすすめのプラグインを紹介します。
- Yoast SEO
メタデータ編集・キーワ度最適化・内部リンク・XMLサイトマップ制作が可能。SEO対策の基本から応用まで幅広く対応可能。
※参照:Yoast SEO – WordPress プラグイン - All in One SEO Pack
メタデータ管理・XMLサイトマップ生成・コンテンツ改善点の提示など、簡単な操作で効果的なSEO対策を実施可能。
※参照:All In One SEO – WordPress プラグイン - Rank Math
キーワードトラッキング・リダイレクト管理・スキーママークアップ等、高度なSEO対策を実施することが可能。
※参照:Rank Math SEO – WordPress プラグイン
WordPressのテーマ活用法
WordPressのテーマとは、Webサイト全体の見た目や機能性を変更できるテンプレートのことです。テーマを適用することで、下記の要素を簡単に設定することができます。
- デザイン
カラー・フォント・レイアウトなど、ブランドイメージに合わせた外観を一括で構築することが可能。レスポンシブ対応のテーマを適用すれば、モバイル対応も容易に実現。 - レイアウト
ヘッダー・サイドバー・フッター等のパーツの配置やページ全体の構造を直感的に編集することが可能。追加でコードを記述すれば、より細かいカスタマイズも可能。 - 機能
ナビゲーション・ウィジェット・固定ページ・投稿ページの管理を効率化。サイトの高速化やSEO対策も簡単に実施できる。
適切なテーマを選ぶことで、洗練されたデザイン・機能を持つWebサイトを簡単に構築することが可能です。
テーマの選び方
WordPressのテーマ選びには、以下の点を考慮することが重要です。
- 無料テーマ
WordPress公式ディレクトリからダウンロード可能。シンプルな機能が中心で、機能やカスタマイズは限定的である場合が多い。 - 有料テーマ
デザインや機能が優れた高品質なテーマが豊富。サポートや定期的なアップデートが提供される場合が多い。
- サイトの目的・用途やビジネスのイメージに合ったテーマをピックアップ
- デザイン・機能が要件を満たしているかをチェック
- カスタマイズ性・拡張性をチェック
- 直感的に操作できるかをチェック
- 最も高いパフォーマンスを発揮できるテーマに決定
特にビジネス用途においては、できるだけ高いパフォーマンスを発揮するため、有用テーマを選ぶのがおすすめです。
おすすめのテーマ
以下に、高度なデザイン性・カスタマイズ性を誇るおすすめの有料テーマを5つ紹介します。
- Astra
クラシックからモダン迄幅広いデザインに対応したテーマ。軽量かつ高速、シンプルなカスタマイズで幅広い用途に活用できる。
※参照:Astra | WordPress Theme - Divi
ページビルダーを内蔵したオールインワンテーマ。自由度が高く、直感的な操作でプロ仕様のデザインを簡単に作成できる。
※参照:Divi — The Ultimate WordPress Theme & Visual Page Builder - GeneratePress
シンプルかつ軽量でSEO対策に優れたテーマ。高速な読み込み、柔軟なカスタマイズ機能が特徴で、機能性を重視したい場合におすすめ。
※参照:GeneratePress | WordPress Theme - OceanWP
洗練されたデザインと多機能が魅力のテーマ。無料版でも基本機能が充実しており、有料版ではさらに多くの機能を活用することが可能。
※参照:OceanWP | WordPress Theme - SWELL
記事装飾用パーツが豊富に用意されており、直感的な操作性と高いカスタマイズ性を備えたテーマ。ブログやメディアを運営したい場合には非常におすすめ。
※参照:SWELL | シンプル美と機能性の両立 - 圧倒的な使い心地を追求するWordPressテーマ
テーマのカスタマイズ・管理のポイント
WordPressテーマは、適切なカスタマイズ・管理を行うことで、そのポテンシャルを最大限に発揮できます。以下に、そのポイントを解説します。
- 基本設定を確認
ヘッダー・フッター・ナビゲーションといった、Webサイトの根幹となる要素を整備。モバイルからも快適に閲覧できるかを確認。 - カスタマイズ機能をフル活用
カスタマイザー・テーマオプションを活用し、ブランドイメージに合うようにカラー・フォント・レイアウトを調整。 - プラグインを導入
必要に応じてプラグインを導入し、機能を拡張。Webサイトの機能性・利便性・管理効率を向上させる。 - 定期的なアップデート
最新の機能やセキュリティ性能を確保するため、テーマの定期的な更新を実施。 - バックアップの取得
万が一のトラブルや不具合に備えてバックアップを取得。カスタマイズ前にも取得しておくのがおすすめ。
WordPressのプラグイン活用法
WordPressのプラグインとは、新しい機能を簡単に追加できる拡張プログラムのことです。標準機能やテーマでは実現できない機能を補うことが可能となり、サイトのカスタマイズやパフォーマンス向上に活用することができます。
公式ディレクトリには数万種類のプラグインが公開されており、デザイン変更・セキュリティ強化・SEO対策・バックアップ取得・パフォーマンス向上等、目的や用途に合わせて選択することが可能です。
プラグインの選び方
プラグインを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
- 信頼性を重視
動作の不具合やセキュリティリスクを低減し、安定的に運用するため、公式ディレクトリで公開されているプラグインや評判の良いプラグインを選択する。 - 目的・用途に応じて選択
目的・用途に合ったプラグインを厳選してインストールすることが重要。基本的に同じ目的・用途のプラグインは1つに絞る。 - 過剰インストールを避ける
サイトのパフォーマンス低下やプラグイン同士の干渉を避けるため、過剰インストールは避ける。不要なプラグインや使用しなくなったプラグインは削除する。
おすすめのプラグイン
WordPressを効率的に活用できるよう、初心者から中級者まで役立つ定番のプラグインを厳選して紹介します。
- 【画像最適化】WP Smush
画像の自動圧縮・リサイズでサイトの高速化を実現。サイトパフォーマンス向上とSEO対策に効果的なプラグイン。
※参照:Smush Image Optimization – WordPress プラグイン - 【ページ制作】Elementor
コーディング不要で美しいページを作成できるプラグイン。テンプレート・カスタムデザイン・リアルタイム編集機能を搭載しており、直感的な操作でページデザインが可能。
※参照:Elementor Website Builder – WordPress プラグイン - 【表示高速化】WP Super Cache
キャッシュ管理・キャッシュクリア・パフォーマンス最適化機能を搭載。Webサイトの読み込み速度を高速化し、ユーザー体験とSEO評価を向上できるプラグイン。
※参照:WP Super Cache – WordPress プラグイン - 【スパム対策】Akismet Anti-Spam
スパムコメントを自動で検出・ブロック・除去できるプラグイン。フォームやコメント欄の管理作業を大幅に効率化。
※参照:Akismet Anti-spam: Spam Protection – WordPress プラグイン - 【バックアップ】UpdraftPlus
- 自動バックアップ機能・クラウド連携機能を搭載した、サイト全体を簡単にバックアップできるプラグイン。トラブル発生時にも迅速な復元が可能。
※参照:UpdraftPlus: WP Backup & Migration Plugin – WordPress プラグイン
プラグインの管理方法
WordPressのプラグインは、サイトパフォーマンスと安全性を維持するために、以下のようなポイントを押さえ、適切な管理を行うことが重要です。
- 不要なプラグインを削除
定期的にプラグイン一覧を確認し、不要なプラグインは削除。常に必要最小限の状態を保つ。 - 定期的な更新
セキュリティリスクを回避するため定期的な更新を実施。常に最新バージョンのプラグインを維持。 - 信頼性・互換性の確認
信頼できるプラグインに絞って導入し、事前にWordPress本体のバージョンや他のプラグインとの互換性をチェック。不要なトラブル・不具合を未然に防ぐ。 - バックアップの実施
プラグインのインストール・更新の前にはサイト全体のバックアップを取得しておく。万が一の事態に備える。
中小企業のWordPress活用事例3選
WordPressの導入を検討しているのであれば、実際の企業の活用事例を参考にするのもおすすめです。下記に、中小企業のWordPress活用事例を厳選して3選掲載していますので、参考にして下さい。
「LISKUL」SO Technologies株式会社
「LISKUL」は、「日本のすみずみまでWebマーケティングの力を」というコンセプトのもと、2014年にローンチされたオウンドメディアです。中小企業・ベンチャー企業を主なターゲットに、Webマーケティングの課題解決に繋がる有益な情報を発信しています。
同メディアの特徴は、読者が抱える悩みに寄り添い、解決策を分かりやすく解説している点。Webマーケティングの多様化・複雑化により的確な情報が難しいなか、自社が蓄積した情報やノウハウを惜しみなく提供しています。
質の高いコンテンツを掲載し続けた結果、月間平均50万PVを達成し、毎月200件の見込み客を獲得するメディアへと成長しました。
「VERY」株式会社光文社
「VERY」は、ママ層向けに美容・コスメ・子育て情報等を提供しているオウンドメディアです。以前から運用を続けていたものの、ターゲット層と実読者層の不一致・運用ノウハウ不足により、思うような成果が得られていないのが課題に。
課題解決のため、運用戦略の再設計・キーワードの見直しを行い、ターゲット層にマッチしたコンテンツ制作を開始。ママ層だけでなく20代女性や独身の女性も含めたSEO対策を行うことで、戦略変更後約5ヶ月で月間PV数が大幅に増加。
ターゲットの拡大・ターゲットにマッチしたコンテンツの提供により成果が向上し、収益の拡大も実現することができました。
「ジモコロ」株式会社アイデム
「ジモコロ」は、「どこに暮らしていても、もっと地元が好きになる」というコンセプトのもと、地域に密着した一次情報を提供するオウンドメディアです。面白いコンテンツを通じて、地方の採用活動を活性化するため、2015年より運用が開始されました。
地方の求人サイトを運営する株式会社アイデムとコンテンツ制作サービスを提供する株式会社バーグハンバーグバーグが共同で運営を行っており、両社の強みを活かした質の高いコンテンツを掲載しているのが特徴です。
オリジナリティあふれる地元愛を感じさせるコンテンツが共感を呼び、自社ブランディングを大幅に強化。施策の成功により、アルバイトや正社員の採用エントリーが増加しました。
まとめ
WordPressは、幅広いユーザーのニーズに応えることができる優れたCMSです。カスタマイズの自由度の高さ・汎用性や拡張性の高さ・操作性や利便性の高さといった特徴を最大限に活かせば、コスト・労力を抑えつつ高品質・高機能なWebサイトを構築できます。
WordPressを導入するのであれば、テーマ・プラグインの活用法・SEO対策・カスタマイズ・運用ノウハウなど、実践的な知識やスキルを身に付けるのが重要です。これから導入を検討している方は、ぜひ当記事を参考にして、最初のステップを踏み出してみましょう。